亀について

専門店が教える亀の飼い方入門|初心者におすすめの種類・必要な準備

「のんびりした動きに癒やされたい」

「恐竜のようなフォルムがかっこいい」

いま、静かなブームとなっている亀の飼育。

犬や猫のように散歩の必要がなく、鳴き声もしないため、マンションなどの集合住宅でも飼いやすいペットとして注目されています。

 

しかし、亀はとても長生きな生き物です。

種類によっては30年、50年と生きることも珍しくありません。

この記事では、静岡県浜松市で亀専門店を営む私たちが、これから亀をお迎えしたい方に向けて「亀と幸せに暮らすための正しい知識」をお伝えします。

 

ネット上の情報だけでは分からない、亀専門店の視点でのアドバイスも交えていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

初心者におすすめの亀の種類と特徴

亀は大きく分けて、水の中で暮らす「ミズガメ(半水棲)」と、陸の上で暮らす「リクガメ」がいます。


好みやご自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。

 

① ミズガメ(水棲・半水棲ガメ)

ミズガメ(水棲・半水棲ガメ)は水槽に水を張って飼育するタイプです。


日本の気候に馴染みやすい種類も多く、初めての方におすすめです。

カブトニオイガメ

  • 特徴: 甲羅が山のように盛り上がった独特のフォルム。大人になっても10〜15cm程度と小型で、60cm水槽で終生飼育が可能です。

  • おすすめポイント: 比較的丈夫で、広いスペースを必要としないため、一人暮らしの方にも人気です。

    >>当店のミズガメはこちら


クサガメ(リーブスクサガメ)

  • 特徴: 日本でおなじみの亀。人懐っこい性格の子が多く、餌をねだる姿は愛らしいです。

 

ミツユビハコガメ(半水棲)

  • 特徴: アメリカハコガメの仲間で、個体によって頭部や甲羅にオレンジや黄色の美しい斑点が入ります。成長しても13〜15cm程度と扱いやすいサイズで、後ろ足の指が3本しかない個体が多いのが名前の由来です。
  • おすすめポイント: ハコガメの中でも非常に丈夫で日本の気候にも馴染みやすく、人工飼料にも餌付きやすい「飼いやすさ」が最大の魅力です。また、一匹一匹模様が違うため、「自分だけの一匹」を見つける楽しさがあり、長く付き合うペットとして最適です。

      >>当店のハコガメはこちら

② リクガメ(陸棲ガメ)

水場は飲み水程度で、乾燥した陸地や湿潤な森のような環境で暮らします。

ヘルマンリクガメ

  • 特徴: 黄色と黒の甲羅模様が美しい、リクガメの代表格。温和な性格で、野菜や野草をメインに食べます。

  • おすすめポイント: リクガメの中では日本の気候に比較的順応しやすく、活動的で見ていて飽きません。


ロシアリクガメ(ホルスフィールドリクガメ)

  • 特徴: 丸っこいメロンパンのような甲羅が特徴。穴を掘るのが大好きです。

ミドリガメについて

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は、現在「条件付特定外来生物」に指定されており、販売が禁止されております。当店では、法令を遵守し適正な種類の亀をご提案しています。

 

 

お迎え前にチェック!亀の飼育に必要なものリスト

亀の種類によって必要な道具は異なりますが、基本アイテムを紹介します。

 

ミズガメの場合

  1. 水槽: 成長を見越して、最初から60cm以上の水槽を用意するのがベストです。

     

    「どのサイズを選べばいい?」「最初から大きい水槽でも大丈夫?」という方は、初心者向けに詳しく解説しています。

    ▼詳しい選び方はこちら
    【2026年版】亀の飼育ケースおすすめ10選|大きさの選び方や失敗しないポイントも解説

  2. 陸地(浮島・レンガ): 甲羅干しをして体を乾かす場所が必要です。

  3. 紫外線ライト・バスキングライト: 太陽光の代わりになります。骨の形成や代謝に不可欠です。

    当店でも「ライトは本当に必要ですか?」というご質問をよくいただきます。

    紫外線不足によるリスクや、初心者でも失敗しない選び方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
    カメに紫外線ライトは必要?知らないと危険な理由を亀専門店が解説

  4. 水中ヒーター: 水温を一定(26℃前後)に保つために必要です。(冬眠しない場合)

  5. ろ過フィルター: 必ずしも必要な場合なものではありませんが水の汚れを抑えます。亀は水を汚しやすいのであると水替えが楽になります。


リクガメの場合

  1. ケージ: 通気性の良い爬虫類用ケージ(60〜90cm幅推奨)。プラ舟でもOK

  2. 床材: ヤシガラ土やチップなど、湿度保持や足場に適したもの。

    ▼詳しい選び方はこちら
    リクガメにおすすめの床材とは?選び方とNG床材を専門店が解説

  3. 紫外線ライト・バスキングライト: ミズガメ同様、健康維持に必須です。

    紫外線ライトとあわせて、温度管理も健康維持には欠かせません。特に夏や冬は室温が大きく変化するため、温湿度計を設置してケージ内の環境を確認しましょう。

    ・【2026年版】リクガメにおすすめの温湿度計7選|失敗しない選び方と設置場所も解説

    ・亀の温度管理を自動化する方法|SwitchBotで外出中も安心!おすすめ設定も紹介

  4. 保温球・パネルヒーター: ケージ内の温度を保つために使います。

  5. 温湿度計: リクガメは温度と湿度の管理が命です。必ず設置しましょう。

    初心者の方は、「精度」「見やすさ」「設置場所」で迷うことが多いです。

    おすすめモデルはこちらで紹介しています。

    初心者さん向けリクガメにおすすめの温湿度計7選|失敗しない選び方と設置場所も解説

 

留守が多い方は温度管理の自動化もおすすめ

亀は急激な温度変化に弱いため、外出中でもケージ内の温度を把握できる環境があると安心です。

私たちも店舗ではSwitchBot温湿度計を使用し、外出先からでも温度を確認しています。

実際に使っている設定方法や便利だった機能はこちらで紹介しています。

亀の温度管理を自動化する方法|SwitchBotで外出中も安心!おすすめ設定も紹介 

 

3. 意外と知らない?亀飼育の「落とし穴」と注意点

「亀は丈夫だから何もしなくても育つ」というのは大きな間違いです。


専門店によく寄せられる相談をもとに、注意点をまとめました。

 

紫外線不足による「クル病」

室内飼育で一番怖いのが紫外線不足です。


甲羅が柔らかくなったり、変形したりする「クル病」にかかると、完治は困難です。


専用のライトをケージに設置することをおすすめします。

▼初心者さん向けに詳しく解説しています
【要注意】カメのクル病の症状とは?初心者が知るべき原因と対策



また、亀のエサ(人口エサ)には栄養価が高いものが多いです。


「人工飼料だけで大丈夫?」
「野菜は必要?」

そんな疑問がある方はこちらの記事をご覧ください。



▼詳しい選び方はこちら
亀専門店が厳選!おすすめのエサ4選と失敗しない選び方

冬眠させる?させない?

自然界の亀は冬眠しますが、飼育下での冬眠はリスクが高く、失敗してそのまま死んでしまうこともあります。


初心者の方や子亀のうちは、ヒーターを使って一年中温かくして飼育する(冬眠させない)方法をおすすめします。


冬でも元気に動く姿が見られますよ。


ヒーターを使用して冬眠させない場合は、温度を一定に保つことが重要です。

温度管理で失敗すると、
体調を崩したり冬眠に失敗する原因にもなります。

温湿度計の選び方や、
外出中でも温度を確認できる方法はこちらで詳しく紹介しています。

▼詳しくはこちら

 

触りすぎない

亀は学習能力があり、特に空間認識能力が高いため、お迎え後はじっとしている場合が多いです。


すぐにエサを食べる子ばかりではないので、お迎え後は亀が環境に慣れるまではあまり触らずそっと見守ってあげましょう。


触られることによるストレスや音が大きいとびっくりしてしまうことも多いので、注意が必要です。

 

お迎え後にエサを食べない原因も、環境の変化やストレスが関係していることがあります。

【要注意】カメがエサを食べない5つの原因|すぐ確認したい対処法とは?


サルモネラ菌への対策

亀を含む爬虫類は、サルモネラ菌を保有していることがあります。

  • 亀を触った後は必ず石鹸で手を洗う。
  • 水槽の水を台所のシンクで換えない(お風呂場などを使い、その後消毒する)。
  • 小さなお子様や高齢者がいる家庭では特に注意する。

 

これらを守れば、過度に恐れる必要はありません。


留守中の温度管理も忘れずに

留守中の温度管理も忘れずに

旅行や仕事で外出する際は、ケージ内の温度管理も重要です。

 

特に夏場は室温が想像以上に上昇し、冬場はヒーターのトラブルで温度が下がることがあります。

 

私たちも店舗では、夏や冬の急な温度変化にすぐ気付けるよう、SwitchBot温湿度計を活用しています。

 

また、生体の様子も確認したい方はペットカメラを併用するとさらに安心です。

 

▼詳しくはこちら

 

なぜ「対面販売」なのか?専門店で購入するメリット

現在、動物愛護管理法により、亀(爬虫類)の通信販売は禁止されており、対面での説明と販売が義務付けられています。



「ネットでポチッと買えないのは不便」と思われるかもしれませんが、これには大きな理由とメリットがあります。

 

① 生体の健康状態を自分の目で確認できる

亀は個体差が大きい生き物です。

  • 目がパッチリ開いているか?
  • 甲羅に傷や異常はないか?
  • 持った時にズシリと重みがあるか?

これらを実際に見て、触れて確認できるのは実店舗ならではです。

 

② その子に合った「癖」や「エサ」を聞ける


「この子は小松菜が好き」「この子は少し恥ずかしがり屋」など、ショップのスタッフは一匹一匹の性格を把握しています。


今まで食べていた餌と同じものを与えることで、お迎え後の拒食トラブルも防げます。

当店では「マズリ」も推奨しています。

当店でも実際に使用している人工飼料の一つです。
マズリはカメのエサとしてどう?専門店が成分・メリット・デメリット・与え方を徹底解説

③ 飼育相談ができる「かかりつけ」ができる

亀は長く生きる分、飼育中に悩みが出てくることもあります。

そんな時、購入した専門店があれば気軽に相談することができます。 当店はお迎え後のサポートにも力を入れています。(購入後にはLINEでのご相談もお受けしております)


浜松で亀をお探しなら当店へ

亀は、忙しい現代人の生活リズムにも合わせやすく、長く寄り添ってくれる素晴らしいパートナーです。


しかし、衝動買いは禁物。「自分の生活スタイルで飼えるか?」「30年後も愛せるか?」をしっかり考える必要があります。

当店では、初めて亀を飼う方にも安心していただけるよう、飼育環境のセットアップから日々のケアまで丁寧にご説明いたします。



亀を飼いたい方、長く寄り添ってくれるペットをお探しの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
(現在予約制となっておりますので、事前にご連絡いただきますようお願いいたします)

 

【店舗情報】

 

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    当店ではハコガメやクサガメ、リクガメ、水棲ガメなど様々な種類を取り揃えております。 SNSでも新着情報など発信してます!

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