亀について

亀のエサおすすめ6選|水棲ガメ・リクガメ別に専門店が選び方と与え方を解説

亀の飼育で最も楽しく、かつ最も難しいのが「エサやり」です。

初めて亀を飼う時に、まず気になるのがどんなエサをあげればいいか ですよね。



また、現在飼っている方でも「パクパク食べてくれるから」と、特定の野菜や生き餌ばかり与えていませんか?


亀は偏食しやすいため、好きなものだけを与え続けると栄養バランスが偏ってしまうことがあります。

 

この記事では、当店でも実際に使用しているエサの中から、亀の種類や成長段階、食いつきなどを考慮して選びやすいおすすめのエサをご紹介します。

 

「結局どれを選べばいい?」という方は、まず下の比較表から、愛亀に合いそうなエサをチェックしてみてください。

お悩み・希望おすすめのフード特徴・メリット
食いつきを重視したいキョーリン|カメプロスプレミアム嗜好性が高く、食いつきを重視したい方におすすめ
栄養バランスを重視したいマズリ|淡水亀用フード栄養バランスを考えて設計された総合栄養食
浮く・沈むエサを選びたいポゴナ・クラブ|かめのえさカメの食べ方に合わせて浮上性・沈下性を選べる
リクガメの主食を探しているマズリ|リクガメ用フード高繊維・低タンパクの設計
食いつき重視のリクガメビバリア|レップカル香りや嗜好性を重視したい方におすすめ
素早くふやかして与えたいキョーリン|マルベリックドライ吸水が早く、ふやかして与えやすい

 

亀のエサ選びで失敗しないための「4つのポイント」

種類を紹介する前に、まずは亀のエサを選ぶ際の基準をお伝えします。


初めて亀を飼う方もまずは知っておきましょう!

カメの種類に合っているか(水棲ガメかリクガメか)

リクガメ(草食性傾向)と水棲ガメ(雑食・肉食性傾向)では必要な食性が大きく異なります。

 

まずはご自身の愛亀のタイプに合わせたフードを選ぶことが最優先です。

 

「カメ用」と書かれていても、すべてのカメに同じエサを与えればいいわけではありません。

 

「栄養バランス」と「消化」

甲羅を作るカルシウム、ビタミンD3の含有量、そして排泄物の質(水の汚れにくさ)も重要です。

 

毎日の主食として使うなら、好き嫌いだけでなく、栄養バランスにも注目して選びましょう。

 

「成長段階」に合わせる

カメの種類や成長段階によって、必要な栄養バランスは異なります。

 

特にリクガメと水棲ガメでは食性が大きく異なるため、まずはご自身のカメに合ったフードを選ぶことが大切です。

 

ベビーの頃は成長に必要な栄養を考え、成長後は種類や体格に合わせてエサの量や内容を調整していきましょう。

 

「食いつき(嗜好性)」と「与えやすさ」

どんなに栄養価が高くても、食べてくれなければ意味がありません。

 

特に環境変化直後の個体は食欲が落ちることもあるため、食いつきの良いエサを選ぶこともひとつの方法です。(お迎え直後は、これまで食べていたエサを継続する方が食べやすい場合もあります。)

 

また、浮くタイプ・沈むタイプなど、カメの食べ方に合わせて選ぶことも大切です。

 

【ひと目でわかる】あなたと愛亀にぴったりなエサの選び方

【ひと目でわかる】あなたと愛亀にぴったりなエサの選び方

「結局どれを選べばいいの?」とお悩みの方のために、おすすめのフードをタイプ別にまとめました。

お悩み・希望おすすめのフード特徴・メリット
食いつきを重視したいキョーリン|カメプロスプレミアム嗜好性が高く、食いつきを重視したい方におすすめ
栄養バランスを重視したいマズリ|淡水亀用フード栄養バランスを考えて設計された総合栄養食
浮く・沈むエサを選びたいポゴナ・クラブ|かめのえさカメの食べ方に合わせて浮上性・沈下性を選べる
リクガメの主食を探しているマズリ|リクガメ用フード高繊維・低タンパクの設計
食いつき重視のリクガメビバリア|レップカル香りや嗜好性を重視したい方におすすめ
素早くふやかして与えたいキョーリン|マルベリックドライ吸水が早く、ふやかして与えやすい

水棲ガメなら上の3種類、リクガメなら下の3種類を中心にチェックしてみてください。

下記で詳しく解説します。

 

【専門店も愛用】水棲ガメ・ハコガメにおすすめのエサ3選

当店でもメインで使用している、水棲ガメ(ミズガメ・ハコガメ等)におすすめのエサです。

 

食いつき・栄養バランス・与えやすさなど、それぞれ特徴が異なるので、愛亀に合うものを選んでみてください。

① キョーリン|カメプロスプレミアム(浮上性)

こんな人・カメにおすすめ

とにかく食いつきを重視したい、水のニオイや汚れを抑えたい方

 

  • 食いつきを重視したい方に
    オキアミや魚粉を高配合。さらに亀が好む「匂い」を強化しており、エサへの反応を重視したい方におすすめです。

  • 水の汚れやニオイが気になる方に
    生きた善玉菌「ひかり菌」に加えて、茶葉エキスが配合されています。
    亀の体内で消化を助け、排泄物の分解を早めるため、水の汚れやニオイが気になる方にも使いやすいエサです。

  • 毎日の主食として使いやすい
    カルシウムをはじめ、亀の健康維持に欠かせない栄養素が配合されています。

 

 

当店の活用ポイント

通常版も優秀ですが、食いつきや水の汚れを考えると、当店ではこちらを選ぶことが多いです。

当店でもベビーに人工エサを与える際にはまずこれを使用しています。

偏食気味だった子が、これに変えた途端に猛ダッシュで寄ってくる姿を見るのは、専門店としても嬉しい瞬間です。

 

② マズリ(Mazuri)|淡水亀用フード(浮上性)

こんな人・カメにおすすめ

栄養バランスを重視して、毎日の食事管理に取り入れたい方

  • 世界中で使用されているフード
     世界中の動物園や水族館、研究施設などで採用されている「プロのためのフード」です。

  • 栄養バランスを考えて設計
     魚粉だけでなく、昆虫成分やビタミン・ミネラルなどを配合。
     毎日の食事に取り入れやすい総合栄養食です。

  • 崩れにくい浮上性
    水に浮くタイプで、長時間形が崩れにくいため、食べ残しを確認しやすく、与えやすいのも特徴です。

 

「マズリって実際どうなの?」と気になる方はこちら

・食いつきは実際どう?
・リクガメに毎日与えても大丈夫?
・野菜や生き餌とどう組み合わせる?

👉マズリはカメのエサとしてどう?専門店が成分・メリット・デメリット・与え方を徹底解説

 

 

当店の活用ポイント

海外のトップブリーダーや動物園がこぞって使う理由は、やはり毎日の食事管理に取り入れやすい安定感です。

栄養バランスを考えて設計されているため、毎日の主食として使いやすく、健康的な成長を支えるフードとして当店でも活用しています。

 

③ ポゴナ・クラブ|かめのえさ(浮上性・沈下性)

こんな人・カメにおすすめ

底でエサを探すカメや、浮く・沈むタイプを選びたい方

  • 食いつきと栄養を両立
     オキアミミールを高配合した高タンパク・低脂肪な設計で、成長期のカメにも取り入れやすいフードです。

  • 消化や水の汚れにも配慮
     βグルカンや善玉菌を配合し、消化吸収や排泄物のニオイ、水の汚れに配慮されています。

  • 浮上性と沈下性から選べる
     カメの習性に合わせ、水面に浮くタイプと沈むタイプを選べます。
     底でエサを探すカメにも与えやすいのがメリットです。

  • 崩れにくいEP製法
     水に溶け出しにくいため、食べ残しによる水の汚れが気になる方にも使いやすいエサです。

 

 

当店の活用ポイント

崩れにくいので食べ残しを確認しやすく、エサやり後の水の管理もしやすいと感じています。

国産ならではの安心感もあり、浮くタイプだけでなく沈むタイプを選べるため、カメの食べ方に合わせやすいのもおすすめポイントです。

 

【専門店も愛用】リクガメにおすすめのエサ3選

草食性の強いリクガメでも、栄養バランスを整えるために人工フードを活用できます。

リクガメ用フードも種類によって特徴が異なるため、「主食として使いたい」「食いつきを重視したい」「ふやかして与えたい」など、目的に合わせて選びましょう。

 

①マズリ(Mazuri)|リクガメ用フード(5M21など)

こんな人・カメにおすすめ

リクガメの主食として、高繊維なフードを取り入れたい方

  • 高繊維質・低タンパク
     野生のリクガメが食べる牧草に近い栄養バランス。
     野菜などと組み合わせながら、毎日の食事に取り入れやすいフードです。

  • 天然の酸化防止剤を使用
     長期飼育を見据え、エサの安全性にもこだわっています。

  • コストパフォーマンスにも優れる
     大粒で腹持ちが良く、多頭飼育や大型個体を育てている方にも使いやすいプロ仕様です。

 

 

当店の活用ポイント

マズリは繊維質が豊富なのが魅力です。

野菜と組み合わせて与えることで、毎日の食事の栄養バランスを整えやすく、健康的な成長をサポートしやすいのが魅力です。

 

②ビバリア レップカル

こんな人・カメにおすすめ

偏食気味のリクガメや、食いつきの良いエサを探している方

 

  • 食いつきを重視したい方に
     フルーツ抽出エキスを配合した甘く芳醇な香りが、食欲を刺激しやすいのが特徴です。

  • 視覚や香りで興味を引きやすい
     色や香りによって興味を引きやすく、偏食気味の個体にも試しやすいフードです。

  • 栄養バランスにも配慮
     植物繊維、カルシウム、ビタミンD3などを配合しています。

 

 

当店の活用ポイント

お迎え直後で緊張している子や、偏食で困っている子でも、レップカルの香りに反応することがあります。

専門店として「まずは何か食べてほしい」という時に、食いつきを重視して試したいエサのひとつです。

 

③キョーリン|マルベリックドライ

こんな人・カメにおすすめ

準備時間を短縮したい方、ふやかして与えやすいエサを探している方

 

  • 桑の葉が主原料
     爬虫類にとって理想的な栄養素を持つ「桑の葉」をたっぷり配合。
     カルシウムとリンのバランスにも配慮されています。

  • 高食物繊維・低タンパク
     食物繊維を多く含み、リクガメの食事に取り入れやすい設計です。

  • 吸水スピードが速い
     水をかけるとすぐに中心まで柔らかくなり、モチモチとした食感になります。
     ふやかす時間を短縮したい方にも使いやすいのが特徴です。

 

 

店主のリアルな感想

マズリやレップカルは芯までふやかすのに少し時間がかかりますが、マルベリックドライは吸水スピードが速く、すぐにモチモチになります。

ふやかした後の質感が、他のペレットとは少し違って「モチッ」としているのも特徴です。

この食感が好きなカメは多く、野菜と同じような感覚で夢中で噛みちぎって食べる姿は、見ているこちらも嬉しくなります。

 

エサを食べない時の裏ワザと注意点

「新しいエサに変えたら食べなくなった」という相談をよく受けます。

 

いきなりエサを食べなくなった場合は、まず飼育温度や環境に問題がないか確認しましょう。

 

種類や個体によっては食性や好みも異なるため、必要に応じてこれまで食べていたエサに戻したり、嗜好性の高いフードを試したりする方法もあります。

また、生き餌や赤虫等を試してみることもおすすめしています。

 

なお、鼻水や呼吸音、ぐったりしているなど、普段と明らかに様子が違う場合は、病気などの可能性も考えられるため、爬虫類を診察できる動物病院に相談しましょう。

 

カメがエサを食べない原因はこちら

👉【要注意】カメが餌を食べない5つの原因|すぐ確認したい対処法とは?


ココに注意

乾燥エビ(川エビ)は亀が大好きですが、そればかり与えると「エビしか食べない偏食」になり、栄養バランスが偏る恐れがあります。

あくまで主食ではなく「おやつ」として使い、普段のエサは栄養バランスを考えて選びましょう。

 

亀の食欲管理には「温度・湿度」のチェックも重要!

亀の食欲管理には「温度・湿度」のチェックも重要!

カメの食欲不振を防ぐためには日頃の環境管理が欠かせません。

 

「でも、毎日ケージまで行って温度計を確認するのは大変…」と感じることもありますよね。

そこで便利なのが「SwitchBot 温湿度計」です。

  • ケージ内の温度・湿度をスマホから確認

  • 毎回ケージまで行って確認する手間を大幅軽減

  • 対応するハブと組み合わせれば、外出先からでも温度・湿度を確認できる

  • 温度・湿度の履歴データが残るため、食欲不振の原因分析に役立つ

エサの食いつきが悪くなった際にも「温度が下がりすぎていないか」をすぐにスマホで把握できるため、愛亀の健康管理や飼育環境の確認にも役立ちます。

 

当店でも愛用中!家にいない時にも安心

留守が多い方に特におすすめ
👉亀の温度管理を自動化する方法|SwitchBotで外出中も安心!おすすめ設定も紹介

 

まとめ:エサと飼育環境の両方を整えよう

亀は非常に長生きな生き物です。

 

種類によっては30年、50年という長い月日を共に歩む大切なパートナーになります。

 

だからこそ、日々の食事管理と環境整備は愛亀への一番のケアです。

  • カメの種類(水棲ガメかリクガメか)に合ったフードを選ぶ
  • 成長段階や体調に合わせてエサの量や内容を調整する
  • 食いつきだけでなく、栄養バランスも考えて選ぶ
  • 乾燥エビなどの好物は「おやつ」にして偏食を防ぐ
  • エサを食べない時はまず温度・湿度などの飼育環境を確認する
  • 日頃から温湿度計で環境の変化をチェックしておく

 

「食いつきがいいエサが知りたい」「栄養バランスを重視したい」「水を汚しにくいエサがいい」など、選ぶ基準は人それぞれです。

 

愛亀の種類や食べ方、飼育環境に合わせて、無理なく続けられるエサを選んであげましょう。

    • この記事を書いた人

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